目が疲れやすい偏光グラスの選び方

 「偏光グラスを掛けるとすぐに目が疲れてしまう」という敏感な方は、よりレンズ選びを慎重に行う必要があります。

■レンズの歪みが多い安物はNG!

 5,000円以下の値段が安い偏光グラスはやめましょう。総じて品質が低く、特に「レンズの歪み」が、目の疲れを引き起こす原因となります。オススメは、歪みがほとんどでないガラスレンズを使用した「タレックスの偏光グラス」です。

■カーブのきついレンズはNG!

 レンズの曲がり具合を示す「カーブ」がきつい「8カーブ」は避けて、「4カーブ」や「6カーブ」程度のカーブが緩めのレンズを選びましょう。「8カーブ」は、光を遮断する能力は高いですが、レンズの湾曲が目の疲れを早める場合があります。

■ミラーコートはNG!

 眩しさを抑えてくれるミラーコートレンズですが、人によっては、自分の目や景色が映り込みが気になり、それが逆に疲れを引き起こす場合があります。ミラーコートではなく、偏光度の高いレンズを選んで、光の反射を抑えるほうがリスクは低いです。

■イーズグリーンのみはNG!

 一部の釣り人の間では、「イーズグリーンなら一日中使える」と評判高いレンズですが、目が疲れやすい人にとって、イーズグリーンのようなローライト向きの偏光グラスでは、晴れた日の光が強すぎます。ディープグリーンやセレンのような偏光度の低いグラスと組み合わせて使うか、一本しか持ち歩きたくない場合は、アクションコパー・トゥルービュースポーツ・ラスターブラウンなどを選びましょう。

■色みが強いレンズはNG!

 まれに偏光グラスの赤・茶系の色みが苦手な人がいます。そういう方には、トゥルービュースポーツやライトグレーなどのナチュラル系カラーのレンズがオススメです。見え感は少し劣ってしまいますが、裸眼に近い見え具合ですので、刺激が少なく目にやさしいレンズです。

■視力が合っていない状態はNG!

 視力が悪いのに度なしのレンズを使用していたり、視力と度が合っていないレンズを使用している場合も、目に大きな負担が掛かるので、疲れやすくなります。きちんと自分の視力に合ったレンズをオーダメイドで作るのが最も良いですが、値段も高額になるので、コンタクトレンズを付けて、度なしの偏光グラスを使用しても良いです。

■目が疲れやすい人にオススメのモデル