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『ZF-158VH-T』レビュー!フローターを新調しました。

フローター『ZF-158VH-T』レビュー
6年前に購入したゼファーボートのフローター『ZF-148VSK』がボロボロになったので、新しく買い替えました。

フローター、寿命(2017年11月7日の記事)

選んだのは、『ZF-158VH-T(カモ×ブラック)』

158VH-Tは、フローターの中で今一番人気があるモデルです。

毎年この時期にフローターの新作が発表されますが、今年(2018年)はスペシャルカラーとして、この『カモ×ブラック』と『レッド×ブラック』のツートンカラー2機種がラインナップに追加されました。

機能・スペックは、2017年モデルと変わりません。

ZF-158VH-T(ツートンカラー)

【ZF-158VHの経歴】

  • 2009年 ZF-158VH 発売
  • 2015年 ZF-158VH-N 発売(ベルト調整やサイドバッグの改良)
  • 2016年 ZF-158VH-T 発売(本体が熱溶接で丈夫になった)
  • 2017年 ZF-158VH-Tにカモフラージュのカラーが追加
  • 2018年 ZF-158VH-Tにツートンカラーが追加

ZF-158VH-Tの特徴

今回、購入した『ZF-158VH-T』と、今まで使用していた『ZF-148VSK』の違いは、『形状』です。

形状が違えば、性能や使いやすさが違ってきます。

フローターの形状の違い

ZF-158VH-Tの特徴は、『スピードが早いこと』

座面が高い位置にあり、水の抵抗を最小限にとどめた形になっているので、オールで漕いだときのスピードを最大限生かせるつくりになっています。

以前、僕が使用していたZF-148VSKもオール付きのフローターでしたが、早さを比べてみると、体感で1.2倍くらいZF-158VH-Tの方が早いです。

実際に釣りをしていると、スピードはそれほど重要ではありませんが、「漕ぐときに力を無駄に使わなくて済む」というのが、得られる効果としては非常に大きいです。

ZF-158VH-Tの座面の高さ

対して、ZF-158VH-Tのデメリットは『スペースの無さ』

ZF-148VSKは、座るところの後にポンとタックルボックスやバッカンを置いておけるくらいスペースに余裕がありました↓

ZF-148VSKの収納スペース

しかし、ZF-158VH-Tにはそれほどのスペースはありません↓

ZF-158VH-Tの収納スペース(高圧チェアーの後方)

ZF-158VH-Tの収納スペース(フローター本体の後方)

代わりに、後方にベルトでロックしておく収納スペース②がありますが、この場所に大事なものを置いておくのは、ちょっと不安。

出し入れもしにくそうですし…

堅い素材のバッカンならしっかり挟めるかもしれないので、今後どうにかうまく活用していきたいところ。

ただ、サイドバッグが大きいので、今のところ小分けした収納ケースでうまくやれています。

あと、フロントのスペースも狭いです。

フロントテーブルが小さいので、タックルケースやら色々置いたままルアーの付け替え作業をしてると、水に落としそうでちょっと怖い…

ZF-148VSKのフロントテーブルのサイズは約75cm×32cmでしたが、ZF-158VH-Tは約70cm×20cmと、縦の長さが0.6倍くらい小さいです。

ZF-158VH-Tのフロントテーブル

使ったルアーや道具は、小まめにサイドバッグに収納すればいいだけなんですけどね。

問題なのはスペースではなく、使った小物類を出しっぱなしにする僕のだらしない性格かもしれません。

148VSKか?158VHか?どちらかを選ぶとしたら…

結局、158VHも148VSKも凄く良いフローターです。

148VSKとの比較だったので、158VHの気になるところを重点的に書きましたが、どちらも一長一短。

148VSKが158VHより優れてるってことではありません。

何かを良くすれば、何かが犠牲になるだけです。

では、『ZF-158VH-T』と『ZF-148VSK』、どっちを選ぶか?

はじめてフローターを購入する方は、無難に『ZF-158VH-T』でいいでしょう。

バスがいるポイントを探し回る釣りをする人も、テンポよく移動できる『ZF-158VH-T』がオススメです↓

バスがいるであろうポイントに絞って粘りの釣りをする人には、ルアーがたくさん積める・作業スペースが広い『ZF-148VSK』がオススメです↓

『ZF-158VH-T』で初めての釣行

籾木池

フィールド:籾木池
釣行日時:2018年3月15日(木) AM9:00~AM10:30

この日は『ZF-158VH-T』で初めての釣行。

2018年、最初のバス釣りでもあります。

写真撮影に時間を取りすぎてしまった為、スタートが随分と遅れてしまいましたが、なんとか初バスをゲット!

2018年、初のブラックバス

いかにもなポイント。

そして、陸っぱりからは打てない、フローターだから打てるポイントでした。

木の枝が生い茂る風景

やっぱり、フローターは良いですね。

ぽかぽか温かい太陽の下、独り占めした水面。

木の葉をゆする風の音を聞きながら、釣り糸を垂らす時間は、僕にとって最高の贅沢です。

池の水面に浮かぶフローター

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3 件のコメント

  • 初めまして。関西で釣り全般をしている踊る釣師と申します。お世話になります。
    誠に残念ですがゼファーボート社が廃業した事により、急遽、新しいフローターを買おうと考えています。現在、旧型のvh158に乗っているのですが、空気漏れの修理に限界を感じ、タフボディになったvh158-tの購入を検討しているのですが、カラーで悩んでいます。そこでご相談なんですが、限定色のツートン(レッド×ブラック)とネイビーではおススメはありますか?限定色のツートンはナナメに色変わりの所で接着されているように見られ、強度的にどうなのかが気になっています。
    ご意見を頂けたら有難いです。
    よろしくお願いいたします。

    • 踊る釣師
    • 2018年8月28日 8:04 AM
    • 踊る釣師さんへの返信

      はじめまして。
      ゼファーボートの件は、僕も本当に残念に感じています・・・

      前期モデルを持っていないので比べることはできないのですが、ツートンカラーの色変わりの部分で接着されている感じもします。

      言われて気付いたので今まで気にしていませんでしたが、たしかに強度面で違いは出てくるかもしれませんね。

      僕ならネイビーを選びます。

      写真を撮ってみたので、良ければご覧ください。
      フローターの色変わりの部分

      • 管理人
      • 2018年8月28日 8:35 AM
  • 早々のご意見ありがとうございました!
    心置きなくネイビーを選べそうです(^_^;)。
    写真まで撮って頂き有難うございました。

    • 踊る釣師
    • 2018年8月28日 2:34 PM

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熱狂的にフローターを愛す30代半ばの釣り人です。宮崎在住・バス釣り歴15年・フリーのITエンジニアとして働いています。

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